『シン・ウルトラマン』鑑賞直後、メモ代わりの覚書。
後で改めてまとめるかも。
以下、ネタバレあり。
全体的な印象としては、神永とウルトラマンの関連を周りが察知するのが遅すぎたり、「相棒」「仲間」を協調するわりに最初に彼らの結束がしっかり描かれていなかったり、浅見から神永への期待・失望が乱高下すぎたりと、ストーリーのぎこちなさが盛り上がりを阻害しているように感じた。
序盤のウルトラマンVS怪獣の戦闘はさすがに面白く感じた。しかし中盤から外星人が敵になって人間型同士での戦闘になるとあまり迫力を感じず、ウルトラマンのCGの質感がぬるっとしていることもありゲームの戦闘ムービーパートっぽかった。
それでも、結局ウルトラマン頼みではなく最終的には人間が全力であがくしかないんだという着地には今の時代に作られるウルトラマンとして意義を感じて良かった。
ただ、その人間達の頑張りの様子がVR会議を一参加者側のみから映すだけ……というのは、シン・ゴジラから何十歩分も後退してないか?と。
血気盛んな長澤まさみ、ザ・宇宙人な山本耕史、明言はされないもののシンゴジと同じような役割での竹野内豊、役者陣の絵面はどれも良かったですね。
しかし長澤まさみが好演しているだけに、セクハラ紛いな数々の演出はめちゃくちゃどうかと思った。
まだ自分の中で作品の全体像がまとめきれていないので、ちゃんとした感想はまた後で。
とりあえず今はこんな感じ。